5Gモデル内蔵&GPU性能向上のスナドラ888が登場
クアルコムは、12月2日にスマートフォン向けSoC「Snapdragon888」を発表しました。5Gモデムが搭載されており、GPU性能やAIエンジンの処理が向上しているとのことです。
AIエンジン処理への自信
今回のSnapdragon888は、5Gモデム搭載など魅力的な点が多くある中で、AIエンジンの処理に自信があると述べています。
最近のスマートフォンは、カメラの処理もAIを使って最適な写真を撮影したり、補正をかけたりと多くの場面でAIが利用されています。クアルコムの社長であるアモン氏は、このAIエンジンの処理について「おそらく業界で最高」と述べています。
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ミリ波やSub6などもサポート
今回のSnapdragon888は、第3世代のX60 5GモデムRFシステムを搭載しており、ミリ波やSub6などの主要な5Gの周波数に対応しています。
その他にも複数の周波数を束ねて使用する技術「5Gキャリアアグリゲーション」への対応やグローバルマルチSIMなどにも対応しています。
GPUも最高の機能を搭載
GPU関連での機能では、「Qualcomm Snapdragon Elite Gaming」が採用されています。こちらは、更新可能なGPUドライバーソフト、デスクトップフォワードレンダリング、最大144fpsをサポートしています。