Android Centralもよると、中国政府が新たな規制を設けて米国企業にTikTokを売却させることを厳しくするのではないかと報じました。
発端は、米国政府によるTikTok規制によるもので、今後もTikTokを米国で事業を展開させていく場合は、米国企業に売却をしなければいけません。
現在、TikTokはマイクロソフトと売却の交渉をしていると考えられています。
これに対して、中国企業は、海外のバイヤーに技術を売る際に関する規則の改定を行ったとのことです。
この規定の改定は、TikTokに関するものとされており、具体的にはデータ処理や音声およびテキスト認証技術に関するものだそうです。
中国の商務省と科学技術省によると、規則の更新は「技術輸出の管理を形式化」と「国家安全保障上の問題」と述べています。
TikTokを運営しているByteDance法務顧問のErich Andersen氏によると、「他の国境を越えた取引と同様に、私たちは適用される法律に従います。この場合、米国と中国の法律を含みます」と述べています。
今後、TikTokの米国企業への事業売却はどうなるか不明ですが、これによりマイクロソフトとの交渉が困難になる可能性があるともされています。