中国でもClubhouseユーザーが増加中
日本でもTwitterなどを始めとするSNSで話題となっている音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」ですが、中国でもユーザーが増加しているとのことです。
中国では、反政府運動の助長などを理由にインターネットを制限されていますが、Clubhouseについては今のところ中国当局の検閲が入っていないようです。
そのため、制限されている情報のやりとりを行うべく、多くのユーザーがClubhouseに登録をしているとのことです。
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台湾や香港、ウイグルに関するルームが作成
ロイター通信によると、中国のユーザーの会話の内容には、新疆ウイグル自治区や台湾の独立、香港国家安全維持法などのSNSでは制限されるテーマについて話しているようです。
中国では、AppStoreからClubhouseを直接インストールすることはできないため、ユーザーは、国や地域などを変更してインストールをしています。
これまでの中国当局の活動を鑑みると、今後、Clubhouseの制限をかける可能性は高いと思われます。
【2月9日追記】中国当局による規制により使用禁止へ
AFPによると8日、中国当局によって利用が禁止されたと報じられています。
上記にあるようにグレートファイアーウォールを回避でき、国内でもタブーとされている新疆ウイグル自治区や台湾、香港などをテーマに議論されているため、検閲対象となった模様です。
まとめ
- 音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が、中国でもユーザーが増加しているとのことです。
- 中国では、反政府運動の助長などを理由にインターネットを制限されていますが、Clubhouseについては今のところ中国当局の検閲が入っていないようです。
- 中国ユーザーの会話内容は、新疆ウイグル自治区や台湾の独立、香港国家安全維持法などのSNSでは制限されるテーマについて話されています。
- 2月8日夜に中国当局は、Clubhouseの利用を禁止するような措置をとったと報じられています。