総務省、携帯電話契約数やシェア率を発表
総務省は、2020年9月時点の電気通信(光回線・モバイル回線など)に関する情報を公開しました。公表された情報には、携帯電話の契約者数や各キャリアのシェア率などが掲載されています。
今年から本格的に始まった5Gに関しては、全体で33万件の契約があるとのことです。
6月時点では、3万件と現在の10分の1程度でしたが、5G対応のiPhone12シリーズ販売や開始なども相まって全体の顧客が増加したと考えています。
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各キャリアのシェア率は、ドコモが依然としてトップ
公表された情報には、各携帯電話事業者別のシェア率が公表されています。トップはドコモの37.1%(前期比:-0.2%)、続いてKDDIグループの27.6%(前期比:-0.1%)、ソフトバンクグループの21.6%(前期比:-0.2%)の順番になっています。
2020年の後半にかけて、各キャリアは大容量かつ低価格のプランを発表しています。これらのプランは、2021年の春頃から各社スタートする予定で、MVNOからの出戻りなどが期待されています。
MVNOの契約数も増加をキープ
キャリアについては、契約数の若干の減少は見られるものの大きな変化はないということがデータから見て取れます。
一方、MVNOは順調に契約数をのばしており、2020年9月時点でのMVNOの総契約数は、2,531万件となっています。新型コロナウイルスで自宅にいる時間が多くなったことやテレワーク・リモートワークにより固定回線の利用が多くなったことで、MVNOに乗り換える人が増えたことも1要因となっています。