記事の概要
- 8月10日よりNTTドコモでGoogle Glass Enterprise Edition 2の取り扱いを開始
- 契約できるのは法人のみで、工場や接客などでの業務効率化に期待される
ドコモからGoogle Glassが登場。ただし、法人のみ
NTTドコモは、8月10日よりGoogleのARグラス「Google Glass Enterprise Edition 2」の取り扱いを始めると発表しました。
Google Glass Enterprise Edition 2は法人向けのARヘッドセットとして、主に業務上で使われることを想定されており、工場での作業や接客時の商品紹介などの業務効率化に期待されています。
Google Glass Enterprise Edition 2のスペック
Google Glass Enterprise Edition 2にはカメラと32GBのストレージが搭載されており、動画や写真の撮影などが可能になっているため、現場の状況や証拠を残すことも可能です。
また、マイクも搭載しているため、遠隔からの指示を行うことや他の作業員とコミュニケーションを図りながら、作業を行うことが可能です。
本体サイズ (フレーム含まない) | 【展開時】 212 mm x 57 mm x 29 mm 【折りたたみ時】 182 mm x 55 mm x 29 mm |
重さ (フレーム含まない) | 46g |
OS | Android8.1 |
チップセット | Qualcomm Snapdragon XR1 |
メモリ / ストレージ | 3GB / 32GB |
操作 | マルチタッチパッドジェスチャ |
防水・防塵 | IP53 |
ディスプレイ | 640x 360ピクセル(Optical Display Module) |
カメラ | 800万画素(画角:83°FOV) |
Wi-Fi | IEEE 802.11a / g / b / n / ac、デュアルバンド |
Bluetooth | Bluetooth 5.x AoA |
バッテリー | 800 mAh(急速充電) |
接続端子 | USB Type-C (充電:USB PD対応、データ伝送:USB 2.0 480 Mbps対応) |
オーディオ | モノラルスピーカー、USBオーディオ、Bluetoothオーディオ |
マイク | 3ビームフォーミングマイク |
出典:NTTドコモ
Google Glass Enterprise Edition 2について
Google Glassは2013年に初版が一般向けに1500ドルで発売されていましたが、人気が出ずに発売を終了してしまいました。その後、2019年に業務効率化を目的とした法人向けのGoogle Glass Enterprise Edition 2が発売開始されました。
Edition 2は、初版と比べて600ドルほど値下げ(1500ドル→999ドル)とスペックを向上させて登場しました。
Google Glassは、右目側についているディスプレイに画面が映し出されます。また、ディスプレイ内の操作も右側のフレームについているタッチパッドを使うことで操作を行うことができます。