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楽天モバイル VS ahamo(ドコモ)はどっちを使うべき?
NTTドコモは、12月3日に新料金プラン「ahamo」を発表しました。20GB・5分間/回の無料通話が付いて、月額2,980円という大手キャリアでは破格の値段設定になっています。
大手キャリアとしては、楽天モバイルが提供するRakuten UNLIMITも月額2,980円であり、いよいよ楽天モバイルに対抗するキャリアが登場することになりました。
ahamoの登場により、楽天モバイルを使い続けるのか、それともahamoに乗り換えるのか迷う方もいらっしゃると思います。今回はそれぞれを比較した上でメリットやデメリットをお伝えします。
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楽天モバイルとahamoの比較
楽天モバイル | ahamo(アハモ) | |
月額 | 2,980円 (1年間無料) | 2,980円 |
データ通信容量 | 自社回線内無制限 (ローミングエリア:5GB) 超過後: 1Mbps | 月20GB 超過後: 1Mbps |
音声通話 | 楽天Linkで時間無制限 (アプリ未使用時:30秒ごと20円) | 1回あたり5分以内無料 (超過後:30秒ごと20円) +1000円で国内通話かけ放題 |
サポート | 実店舗、オンライン | オンラインのみ |
全国人口カバー率 | 63.1%(2020年10月時点) | 99% |
データ通信容量について
データ通信容量については、ahamoは月20GB、楽天が自社回線エリア内であれば、無制限です。
楽天モバイルのエリアは現時点で首都圏・地方都市への拡大が急速に広まっているので、楽天モバイル対象エリアに住んでいる方はデータ通信容量無制限の恩恵を受けられることと思います。
一方、楽天モバイルの対象エリア外の方は、KDDIのローミングを利用する可能性のほうが高くなるなので、5GBの制限がかかる可能性があるため、楽天モバイルの恩恵が受けづらくなります。
音声通話について
メッセージングアプリや通話アプリなどが普及している昨今、あまり音声通話を使用される機会が少なくなっていますが、同社揃ってコスパの良い料金体系になっています。
楽天モバイルは、自社で開発した楽天Linkアプリを使用することで国内通話かけ放題になります。
ahamoは、1回あたり5分間の通話であれば、無料です。また、たくさん通話される方に関しては、1000円追加することで国内通話かけ放題になります。
1000円追加するだけで国内通話かけ放題 + 月20GBが3980円は、UQモバイルやYモバイルと比較しても割安なことが伺えます。
サポートについて
楽天モバイルのサポートに関しては、実店舗やオンラインなどでサポートを行っています。
ahamoに関しては、オンラインのみのサポートとなっています。大きな問題以外は、基本オンラインで行わなければなりません。端末の故障や紛失などについては、注意が必要そうです。
反対に、解約や契約などもオンラインで済ませることができるため、実店舗に行く手間がないという点はメリットです。
全国人口カバー率について
全国人口カバー率とは、その企業が提供している電波がどのくらいの人をカバーしているかを表すいわゆる全国的に見たつながり度のようなものです。
楽天モバイルは、2020年10月時点で63.1%、ahamo(ドコモ)は、99%以上となっています。
安定・高品質の回線を求めるのならば、ahamo(ドコモ)一択になるのではないかと言われています。
ちなみにahamoが開始される2021年3月には、楽天モバイルの全国人口カバー率は70%に到達する見込みと言われております。
結局どちらを選べばいいの?
楽天モバイル回線エリア内の方は、データ容量無制限・国内通話かけ放題の楽天モバイルの利用がコスパが高いと思います。
楽天モバイル回線エリア外の方は、ahamoも十分検討の余地があると思います。
また、楽天モバイルの音声・回線品質に不満な方もahamo以降への検討の余地があります。
ahamoに関しては、まだサービスが開始していないので評判などが分からないのですが、サービスの内容と価格を見ると非常に魅力です。
サービス開始までは、1年間無料の楽天モバイルを利用し、ahamoの評判を伺うというのも1つの手だと個人的には思っています。
楽天モバイルやahamoに関しては、解約手数料無料となっているので試してみて良くないと感じたら別のところに乗り換えしてしまえばいいと思っています。
まとめ
今回のドコモによるahamoの発表は衝撃的でした。これまで高い料金プランだったのがここまで下がるとは予想もしていませんでした。ahamoはこれからの展開が気になるところですが、楽天に関してもどう対応していくかも注目のポイントだと思っています。