社外秘のネットワーク技術を持ち出し逮捕
ソフトバンクは、同社に勤務していた元社員が不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたことを発表しました。
同社員は、2019年末に退職しており、退職申告から退職日までの間に4G/5Gの基地局整備や基地局間の通信に関する情報を持ち出したとされています。
同社員はソフトバンクを退職後、楽天モバイルに転職。楽天モバイル内で使用された業務用PCからソフトバンクの社外秘ファイルが見つかっており、ソフトバンクで何らかの形で利用されている可能性が高いとしています。
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流出した情報は、4G/5G用の基地局整備や基地局同士、基地局間と交換機を結ぶ固定通信網に関する技術とされています。顧客などの個人情報や取引先情報などは、含まれていないと発表しています。
ソフトバンクは、流出した情報を使用しないよう楽天モバイルに対して、情報の使用停止と破棄を求める民事訴訟を提訴する予定です。また、元社員に対しても損害賠償を含めた措置を今後予定しているとのことです。