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250万回線を突破!新料金プランによりユーザ増加
楽天モバイルは、2月8日時点での契約数が250万回線に達したと決算発表で説明しました。先日、1GBまで無料の段階性プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表し、その後ユーザが増大したと思われます。
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1年間無料キャンペーンもまもなく終了か!?
楽天モバイルは、新規顧客獲得のため、先着300万人に対してデータ通信料1年間無料キャンペーンを行っています。キャンペーン枠が残り50万回線分だとするとキャンペーン終了のは時間の問題かと思われます。
また、楽天は段階性の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表しており、1GBまで無料など他キャリアと比較してもお得なことが一目瞭然のため、現在申し込みが殺到しています。
そのため、楽天モバイルの契約をためらっている方は、なるべく早く申込みを行ったほうが良いでしょう。
モバイル事業が重荷に。グループ全体では、1,141億円の赤字
楽天は、2020年12月期連結決算を発表し、最終利益は1,141億円の赤字になると発表しました。
巣篭もり需要で楽天市場や証券、保険などは好調な反面、楽天モバイルのエリア拡大に伴う基地局増設などの設備投資に費用がかかっているとのことです。
楽天モバイル単体では、2,269億円の営業赤字になっています。
これに対して、三木谷社長は次のように述べており、財務的に問題ないことをアピールしています。
「アグレッシブなプランに見えるが、新規加入者数が従前の数倍になっている。顧客獲得コストも下がっている」
楽天モバイルの黒字化の目安は、契約数700万回線とされています。
今後の楽天モバイルの計画は?
楽天モバイルは2021年夏に全国人口カバー率96%を目指し、自社エリア拡大を行っています。
また、多数の同時接続が行え、遅延が少ない5G SA(スタンドアローン)のサービス開始を目指して準備を行っている模様です。
その他にも、すでに自社エリアとなっている箇所にも基地局を増設し、ネットワークの高密度化を進めています。
まとめ
- 楽天モバイルは、2月8日時点での契約数が250万回線に達したと決算発表で説明しました。
- 新規契約者の先着300万人に対してデータ通信料1年間無料キャンペーンを行っており、枠が残り50万回線分だとするとキャンペーン終了のは時間の問題かと思われます。
- エリア拡大を目指す楽天モバイルですが、2020年12月期の決算では、2,269億円の営業赤字となっています。
- 楽天モバイルは2021年夏に全国人口カバー率96%や5G SAのサービス開始を目指し、基地局の増設などを行っています。