こんにちは、ちゅんりーです。
みなさんは今年のWWDC21ご覧になったでしょうか。
今回のWWDCでは、iOS15やMacOS Montereyなど例年どおりのOSの関連の発表が続々と行われました。
昨年はApple M1チップが発表されたこともあり、今年もハード面での発表が期待されていました。
Apple M1XやApple M2に関する発表があるかと期待が寄せられていましたが、蓋を開けてみるとソフトウェアの発表が多く、ハードの発表は行われませんでした。
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MacBookProの発表は直前でドタキャンか?YouTube動画のタグに"M1X"が掲載
多くのメディアでは、WWDC21内でApple M2もしくはApple M1Xを搭載したMacBookProが発表されると予測されていましたが、結果的に発表は行われませんでした。
engadget日本版によると、Appleが公開したWWDCの基調講演の動画には、「m1x」や「m1x MacBook Pro」というキーワードタグが設定されていました。
このことから、AppleはWWDC21内でm1xを搭載したMacBookProを発表する可能性があったことになります。
M1XもしくはM2チップセットを搭載したMacBookProは14インチと16インチの2モデルが用意されているとのことです。
また、これまで長年かけて廃止されてきたMagSafeやSDカードスロットやHDMIポートの復活が予測されています。
じゃあ、僕たちはいつMacBookProを買ったらいいんだ!(1回目)
MacBookの購入を検討している方の多くは、新機種の発表や発売のタイミングを調べているかと思っています。
私自身もMacBookAirを6年間使い続けており、買い替えを検討していますが、タイミングが分からないです。
今回は様々な噂などを含めて、MacBookProの買うタイミングを考えていきたいと思います。
あくまでも予測から想定する個人的な見解が含まれているため、内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
新型MacBookProのスペックの噂
まず、買い替えの指標となるMacBookProのスペックについてまとめてみました。
Apple M1XもしくはApple M2チップセットを搭載
2020年に発売されたMacBookProはAppleの独自チップセットである「M1」が搭載されました。
新型のMacBookProでは、M1チップを改良した「M1X」もしくは「M2」チップセットが搭載されるとのことです。
CPU Monkeyでは、M1XとM1、その他のGPUを比較したベンチマークスコアを公開しています。
Cinebench R23(シングルコア)
インテルのサーバー用CPUのXeonやオーバークロック可能なKシリーズの名前が連なっている中でApple M1Xの名前が確認できます。
Cinebench R23(マルチコア)
マルチコアのベンチマークになるとM1Xの12コアを更に発揮し、Ryzen7 Proを追い越し、Core i9に迫る性能になっています。
M1XとM1の比較(Cinebench R23(シングルコア))
M1XとM1の比較です。シングルコアに関しては大きな性能差はありません。
M1XとM1の比較(Cinebench R23(マルチコア))
シングルコアでは大きな性能差はありませんでしたが、マルチコアになると明らかな違いが出てきます。
M1Xの性能は、スコア上ではM1の2倍以上の性能になっているため、かなりの期待ができそうです。
M1XのGPUも改善
M1Xでは、前作M1よりもグラフィック部分でも改善が図られており、メモリが8GBから16GBに、実行ユニット数は128から256にいずれも倍増しているため、グラフィック処理でも期待ができそうです。
MagSafeの復活
Appleは、2006年から2016年までMagSafeを採用しており、それ以降はUSB Type-Cを採用していましたが、今回を機にまたMagSafeに戻す計画がなされているようです。
つい先日発売開始したM1搭載iMacはMagSafeのような磁気コネクタが採用されているので、今後発表されるMacでもMagSafeの復活が行なわれる可能性が高いです。
SDカードスロットやイヤホンジャックなどのポートが復活か
近年のMacBookでは、ポートがUSB Type-Cのみに統一され必要に応じて、アダプターを接続する必要がありました。
M1X搭載MacBookProでは、廃止されいたSDカードスロットや3.5mmイヤホンジャック、HDMIポートなどが復活の可能性があるとのことです。
Touch Barの廃止
Appleは以前にファンクションキー部分にOLEDディスプレイを採用したTouch Barが搭載されたMacBookを発売していましたが、次期MacBookProではTouch Barモデルは完全に廃止になるようです。
アプリケーションごとにファンクションキーをカスタマイズできることで操作効率を上げられることが期待されて開発されたようでしたが、ユーザーにはいまいち受け入られませんでした。
バッテリー
次期MacBookProのバッテリーは、14インチモデルと16インチモデルで異なり、14インチモデルが6,068mAh、16インチモデルは8,790mAhになっています。
ただ、M1XチップセットのTDPがM1のときよりも20W高いことなどを考えると、駆動時間は短くなりそうですが改善が図られることを期待したいところです。
新型MacBookProの発売日に関する噂
2021年秋頃に発売か
DigiTimesによると、アップルのサプライヤーであるGlobal Lighting Technologies社が、今年の第3四半期にミニLEDコンポーネントの生産を開始するという情報を得ており、新型MacBook Pro 2021が秋に発売される可能性があることを裏付けています。
また、Appleの著名なアナリストであるMing-Chi Kuo氏とBloombergのMark Gurman氏は、次期MacBookProは今年後半に登場する可能性がある報告しています。
じゃあ、僕たちはいつMacBookProを買ったらいいんだ!(2回目)
ここまで、MacBookProのスペックや発売日に関してまとめてみましたが、結局「いつ買ったらいいのか」という点になると思います。
新型MacBookProが秋ごろに発売されると仮定して、ここからは私の考えお伝えしたいと思います。
MacBookを持っていない人・持ってるけど使えるレベルではない人
すぐに欲しいという方は構わず、M1搭載のMacBookProの購入を検討していいと思います。
M1チップでも動作速度はこれまでのインテルMacと段違いであるため、その恩恵をすぐ受けられるかと思います。
数ヶ月後にMacBookProが発表されて、「待てば良かった」となってもMacBookであれば、他PCよりは高く売れるはずなので買ってしまってもいいと考えています。
例えば、イオシスでは「MacBookPro 13インチ Late2020 Apple M1 8GB 512GB スペースグレイ」が執筆時点では、67,100円〜91,000円で買取してくれるようです。
今のPCは使えるけど、なんとなく買い替えたい人
今の環境に特に不満はないけど、Apple製品・MacBookに興味があるという人は、新型MacBookProを待つべきと考えています。
数ヶ月で現行よりも数値上で2倍の速さのデバイスが手に入れられるのであれば、待ったほうがお得かと思います。
今のPCは使えなくはないけど、使い続けるのは厳しい人
私もこの状況です。私も6年間一緒に戦い続けたMacBookAirですが、バッテリーはMagSafeを繋いでないと電源が落ちる、メモリ不足でブラウザが落ちるといった現象が起きます。
こういった人も秋までの数ヶ月は、少し我慢し、新型MacBookProの噂やAppleのイベントに注目しておくといいかと思います。
秋口にこれと言った情報が出てこなければ、個人的には買ってもいいのかなと思います。
まとめ
今回は、WWDC21で発表されなかったM1X搭載MacBookProの買い替えタイミングを考えてみました。
著名リーカーを信じるのであれば、秋頃に発売されるということなので私も少し待ってみようと思います。
こちらの記事は適宜更新していくので、チェックしてみてください。