対応エリアは全国164箇所
NTTドコモは、9月23日より28GHz帯の「ミリ波」を利用した5Gのサービスを提供を開始することを発表しました。
対応エリアは、渋谷スクランブルスクエアや成田国際空港、羽田空港、JR大阪駅、京都駅などの全国164箇所で展開するとのことです。
「ミリ波」の5Gとは?
そもそも5Gには主に2つの周波数帯域に分けられるとされており、「Sub6」と「ミリ波」に分けられます。
2つの細かい違いについてはこちらで解説しているので御覧ください。
「ミリ波」のメリット
「ミリ波」の特徴は5Gの特徴としてよく言われる「超高速通信」・「超低遅延」・「多数同時接続」です。
超高速通信
5Gで10Gbpsの速度(理論値)が出ると言われています。
将来的には20Gbpsまで性能が向上するとも言われています。
超低遅延
5Gの低遅延は、LTEの10分の1の遅延に留まると言われています。
多数同時接続
5Gの多数接続は、LTEの10倍にもなると言われています。
ミリ波のデメリット
ミリ波にもデメリットが存在します。
直進性
ミリ波には直進に進むという性質を持っています。ですが、大きなビル群があるとミリ波は周りこむことができないため、結果的に接続が悪くなってしまいます。
範囲
ミリ波はSub6と比較して距離が短くなってしまいます。対応範囲をカバーするには、基地局の数を増やして対応する必要があります。そのため、キャリアはコストがSub6と比較して高くなってしまいます。
遮蔽物に弱い
直進性に関わってくる部分でもありますが、ミリ波は遮蔽物に弱いです。ビルなどの大きな建物はもちろん、雨などでもその距離が減衰してしまうとされています。
まとめ
- NTTドコモは9月23日からミリ波を使った5G通信のサービスの提供を開始することを発表しました。
- 5Gには高速通信を実現する「ミリ波」と広範囲をサポートする「Sub6」が存在します。
- 「ミリ波」は高速通信・低遅延・多数同時接続が実現できる一方、遮蔽物などに弱いという特徴を持っています。