Google、RCS(リッチコミュニケーションサービス)を展開
Googleは2019年半ばから、行っているRCS(リッチコミュニケーションサービス)のグローバル展開を完了したと発表しました。
また、利用者間での個人情報を保護する取り組みとして、エンドツーエンド暗号化(E2E暗号化)のテストも開始したことを発表しました。
RCS(リッチコミュニケーションサービス)は、音声通話やSMSに替わる高機能なメッセージングサービスとして、通常のメッセージに加えて、スタンプや大容量のファイルや動画などが送ることができるサービスです。
日本でもLINE一人勝ち状態から脱却するために大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が合同で「+メッセージ」というRCSアプリをリリースしています。
世界中のキャリアがSMS/MMSからRCSに移行するためのアップデートを行っていましたが、実装にかなりの時間がかかっていたため、Googleが乗り出したようです。
これまではAndroidのメッセージアプリでも標準対応はしていましたが、利用するには携帯キャリアのサポートが必要でした。
しかし、Googleの”Messages”アプリの登場で、キャリア関係なくメッセージや動画、音声のやりとりが可能になりました。Googleはグローバルな展開を完了したと述べております。アプリの利用は、GooglePlayストアからダウンロードが可能です。
まとめ
- Googleは2019年半ばから、行っているRCS(リッチコミュニケーションサービス)のグローバル展開を完了したと発表しました。
- また、利用者間での個人情報を保護する取り組みとして、エンドツーエンド暗号化(E2E暗号化)のテストも開始したことを発表しました。
- GoogleのMessagesアプリの登場により、キャリアを超えたメッセージや大容量のデータのやりとりが可能になります。