Android10でデザート名を使ったコードネームを廃止
Androidはこれまで、コードネームにデザート名を採用していました。
例えば、Android 4.4はKitKatだったり、Android 8.0はOreoといった名前がつけられてきました。
アルファベット順でコードネームがついていたので、次期OSが登場する際はコードネームを議論するサイトや予想するサイトが出てきて一種の恒例行事となってました。
Android 10からはコードネームを廃止に
Android 10からは、コードネームが廃止になってしまい、これからは数字で表現していくという報道がありました。
Android 9.0のPieをもってコードネームの文化がなくなったと思われました。
Android 11でもデザート名を使ったコードネームが存在する!?
デザート名を使ったコードネームはAndroid 10から廃止されたといいましたが、まだ存在するようです。
Androidのエンジニアチームのマネジメント担当でもあるDave Burkeは、All About Androidというポッドキャスト内で開発チームが内部的に使うコードネームが存在することを明らかにしました。
名前は、「Red Velvet Cake(レッドベルベットケーキ)」と呼ばれているそうです。
レッドベルベットケーキとは、レッド(赤)、レッドブラウン(赤茶)、クリムゾン(緋色)、マホガニー(赤褐色)、マルーン(栗色)などを様々な色の層を重ねたケーキのようです。
Androidを開発するエンジニアの中では、略して「RVC」と呼んでいるようです。
また、Android 10にも内部で使用しているコードネームが存在しており、名前は「Quince Tart(マルメロタルト?)」というらしいです。
ちゃんと頭文字がアルファベット順のルールもまだ健在のようですね。
まとめ
コードネーム文化が無くなってしまったと思っていたのですが、内部的にはまだ存在してました。
こういうエンジニア独自の遊び心は無くしてほしくはないのでこれからも続けてほしいものです。