2021年にサムスンは自社のExynosをXiaomiとOPPOに提供か
Android Centralによると、韓国のスマートフォンメーカーのサムスンが2021年に自社で製造しているArm系チップセット「Exynos」をXiaomiとOPPOに提供する予定であると報じました。
Business Koreaの報道によると、サムスンのシステムLSI事業部門は、2021年上半期に一部の格安スマホ向けチップをXiaomiとOPPOに供給するための協議を行っているとのことです。
現在、Samsungからモバイルチップセットを調達している中国のスマートフォンメーカーはVivoだけになります。
供給される予定のExynos 980は、5Gモデムを内蔵したSamsung初のExynosチップで、VivoのX30とS6の5G携帯電話に電力を供給しています。
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XiaomiとOPPOへの供給で米国制裁の打撃から逃れられるか
サムスンはこれまでHuaweiに対して、半導体メモリ(DRAM)の供給を行ったいましたが、米国のHuawei排除の動きによって、取引が停止させられました。
サムスンは、この損失を取り戻すためにも、XiaomiとOPPOへの供給を計画しており、現在調整しているとのことです。
2020年度の第2四半世紀には、サムスンが世界のスマートフォンアプリケーションプロセッサー市場で4番目に大きな企業になっています。シェア率としては13%を占めると言われており、XiaomiとOPPOにExynosチップセットの供給を開始すると、サムスンは3位に上がると予想されます。
まとめ
- 韓国のスマートフォンメーカーのサムスンが2021年に自社で製造しているArm系チップセット「Exynos」をXiaomiとOPPOに提供開始予定とのことです。
- サムスンはこれまでHuaweiに対して、半導体メモリ(DRAM)の供給を行ったいましたが、米国のHuawei排除の動きによって、取引が停止させられました。
- この損失を取り戻すためにも、XiaomiとOPPOへの供給を計画しており、現在調整しているとのことです。
- XiaomiとOPPOにチップセットを提供することになれば、サムスンはスマートフォンアプリケーションプロセッサー市場で3位に上がると予測されます。