楽天モバイル、契約回線数が160万回線を突破
楽天モバイルは、11月で契約回線数が160万回線を超えたことを発表しました。
楽天モバイルは「ZERO宣言」と呼ばれる各種手数料の無料化や自社端末の拡大、5G通信の無料化などを行い、ユーザーの囲い込みを行っていきました。
一方で、一部地域のau回線のローミングサービス終了に伴う、不通になる事象などが相次いでおり、まだまだユーザファーストとはいえない状況です。
とはいえ、料金面では、大手キャリアと比較してかなり格安の通信プランを打ち出すなど一定のユーザーに需要があることは確かです。
現在、楽天モバイルは300万回線までは1年間の通信料を無料としていますが、ようやく半数を超えたところです。
楽天全体では、約700億の赤字
楽天は1月から9月期までの最終損益が約714億円の赤字となることを発表しました。
主な原因として、楽天モバイルへの投資が大きいものとされており、5年かけて人口カバー率を70%を目指すところを前倒しして来年の夏頃までにには人口カバー率96%を目指す目標を掲げたり、設備投資などに注力してきました。
楽天代表取締役兼会長の三木谷氏は、2023年度には楽天モバイルの顧客700万人を目指し、黒字化になることを目標にしています。この顧客700万人の目標についても「順調と考えている」と述べています。
また、大手キャリアがサブブランドで格安プランを提供することについて、三木谷氏は歓迎しており、データ容量無制限で月額2980円の魅力を再度伝えました。
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MMD研究所が今月公開した大手キャリア4社の満足度調査では、料金面では楽天がトップになりましたが、通信面では最下位の4位になりました。
まだまだ、投資段階の楽天モバイルですが、これからの展開と自社サービスとの連携でどう再起を図るか気になるところです。
まとめ
- 楽天モバイルは、11月で契約回線数が160万回線を超えたことを発表しました。
- 楽天モバイルは「ZERO宣言」と呼ばれる各種手数料の無料化や自社端末の拡大、5G通信の無料化などを行い、ユーザーの囲い込みを行っていきました。
- 一方で、一部地域のau回線のローミングサービス終了に伴う、不通になる事象などが相次いでおり、まだまだユーザファーストとはいえない状況です。
- 楽天全体では、1月から9月期までの最終損益が約714億円の赤字となることを発表しました。
- やはり楽天モバイルの設備投資などが影響してこのような結果に