auが新料金プランを発表！がっかりの声が続出?発表タイミングとプランに問題があったか。

2020年12月10日

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auが新料金プランを発表するもahamo対抗とはならず

auは12月9日に新サービス発表会を行いました。今回の発表会では、先日ドコモが発表した20GBで月額2,980円の「ahamo」に対抗したプランを発表するのではないかと言われていました。

今回の発表会では、「データMAX 5G with Amazonプライム」が発表されました。

このプランでは、5G使い放題 + Amazon Prime + TELASAが付いて月額3,760円（割引価格）からとなっています。

実際には、基本料金が9000円を超えるとしており、「ahamo」の対抗というよりも各社メインブランドの上位プランに対抗するためのプランとなっているようです。

今回発表された「データMAX 5G with Amazonプライム」は、5G回線の使い放題、Amazon Prime(月額500円税別)やテレビ朝日系列の番組が見られる「TELASA」(月額562円税別)などがついて、月額9,350円になります。

家族割やauスマートバリューを適用することで月額3,760円は実現できるようです。
ただ、条件がとてつもなく限られているので実現できる人はほぼ少数だと思っています。

また、割引される期間が決まっている（表参照）ものもあるため、月額3,760円をずっとキープし続けるのは難しいようです。

発表会見内で東海林副社長は、20代のデータ通信量を示すグラフを出し、60%以上が20GBでは足りないことをアピールし、ドコモのahamoを批判しているように見てとれました。

今回のプランは、各社の上位プランの差別化を図るために出されたプランであるという見方が強いです。

ドコモの「ahamo」は本来サブブランドで出す予定とされていましたが、武田総務相の発言などを受けて、急遽メインブランドに方向を切り替えたとされています。

そのような状況でKDDIやソフトバンクが対抗馬となるようなプランを出すことはできず、実際にahamoに対抗するプランはもう少し先になるとされています。

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今回の発表は、ドコモが「ahamo」という業界衝撃の激安プランを出したあとの発表となったため、多くの方の注目が「ahamo対抗」に目が行ってしまっていたと考えます。

また、発表した料金プランも「ahamo」のような格安路線ではなく、サービスを充実させたプレミアなプランを発表したため、多くの人々の "期待" を裏切ることになってしまったと考えます。

auとしても実際に「ahamo対抗」プランについては考えられていると思うので、言及までしなくても、今回の「データMAX 5G with Amazonプライム」は、大容量かつ低価格のいわゆる格安路線とは違うということの説明が必要だったと感じています。