ソフトバンクがドコモ対抗のプランを投入か
日本経済新聞によると、ソフトバンクは2021年3月にデータ容量20GBで月額2980円（税抜き）のプランを投入すると報じました。NTTドコモが発表した「ahamo」に対抗するための新プランの投入ということもあり、大きな期待が寄せられています。
同紙によると12月22日にプレスリリースを行うとしており、その場でプランの詳細情報が明らかになるとのことです。
新プランは、ソフトバンクの4G/5Gの通信回線を使い、5分/回の無料通話が含まれたプランとしています。NTTドコモと同様に原則オンラインでの手続きにすることで、コストの削減と若者をターゲットとしています。
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大手4社、格安プラン出揃う。三つ巴ならぬ四つ巴状態に。
NTTドコモにはじまり、KDDI、ソフトバンクと続いて格安プランについて示唆してきました。
NTTドコモについては、2021年3月より新料金プラン「ahamo」をスタートさせます。
月20GB/2,980円というこれまでにない安さのプランを出してきたことにより、業界激震の話題となりました。
KDDIも、ドコモが「ahamo」を発表したあとに新料金プランを発表しました。しかし、蓋を開けてみるとプレミア路線のプランだったことで多くの人たちの期待を裏切ることになってしまいました。その後、KDDIの高橋社長は、2021年1月に新料金プランを発表することを示唆しました。
楽天モバイルについても第4の携帯キャリアとして他の3社とはうって変わって発表当初から格安プランを提供しています。新規参入ということもあり、自社エリアはまだまだ狭い状況ですが、確実に全国にエリアを広げています。楽天モバイルは、2021年夏頃までには全国人口カバー率96%を目指してエリア拡大中です。
大手3キャリアがここまでの料金値下げを行うとなると、MVNOや楽天モバイルが窮地に立たされるという声が上がっている一方で、武田総務大臣は、「乗り換えのハードルが下がることで、一番恩恵を受けるのはMVNOや楽天モバイルだ」と述べています。
大手キャリアの新格安料金プランが出揃ったところで、今後の施策や差別化をどう行っていくのか、MVNOや楽天モバイルは恩恵を受けることができるのかをこのブログではお伝えしていきたいと思います。