ソフトバンク、ドコモ「ahamo」対抗プランを発表
ソフトバンクは22日、プレスリリースを行い、新ブランド「Softbank on Line」を発表しました。新ブランドでは、月額2,980円で20GBが使えるといったドコモの「ahamo」を意識した料金設定となっています。
「Softbank on Line」は2021年3月からサービス開始予定です。
ソフトバンクは、MVNOのLineモバイルをソフトバンクの100%子会社とすることで、MNOとして更に拡大することを発表しています。
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Lineを迎え入れ、さらに拡大するソフトバンク
月額2,980円で20GB使えるという点は、ドコモと同じですが、ソフトバンクはLineの通話やメッセージなどで使用されるデータ通信量は、カウントしない「ギガノーカウント」を発表しました。
日本のLineのユーザー数は、8,400万人以上とされており、国民の60%以上が使用している計算になります。Lineというメガアプリの関係会社であるLineモバイルを迎え入れることにより、ソフトバンクはより一層多くのユーザーを囲うことになります。
またLineのギガノーカウント以外にもプラン内には、5分以内通話無料も含まれています。さらに、月額1,000円の追加で5分以上の通話も無制限になります。
「Softbank on Line」はキャリアとMVNOをいいとこ取り
「Softbank on Line」では、キャリアであるソフトバンクとMVNOであるLineモバイルの両者のいいところを切り取りとったようなプランになっています。
例えば、20GBのデータ通信量を超過しても、それ以降は1Mbpsで通信できる点は、ソフトバンクの大規模なバックボーンのおかげだったりします。
また、Lineのギガノーカウントは、Lineモバイルが参入したことがきっかけであったりもします。
このようにソフトバンクとLineのいいところを切り取り、サービスとして提供することで他社との差別化を図っているようです。
まとめ
- ソフトバンクは、Lineモバイルを子会社に迎え入れて新たなブランド「Softbank on Line」を立ち上げました
- ドコモのahamoと同じ月20GBで2,980円のプランとなっており、Lineの音声通話などは20GBに含まれないようになっています