折りたたみiPhoneのテストが完了。2種類のうち1つを採用
Appleは、次世代のiPhoneとして折りたたみ型のiPhoneを開発をしており、今回、プロトタイプのテストが完了したと台湾メディア経済日報が報じています。
折りたたみiPhone2種類を用意し、ヒンジに関するテストを行っていました。テストは、Foxconnの深セン工場で行われ、2種類のうち1つが採用されると言われています。
用意されたプロトタイプは、Surface DUOのような2つのディスプレイをヒンジでつなぎ合わせたプロトタイプと上下に折りたたみ可能なGalaxy Z Flipのようなプロトタイプが用意されたとのことです。
どちらのプロトタイプが採用されるかは不明ですが、不採用となったプロトタイプはお蔵入り(破棄)になると言われています。
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2021年は、折りたたみ元年になるか
2020年は、各メーカーから折りたたみスマートフォンが発売され、上記でも挙げたSurface DuoやGalaxy Z Flip、Motorola razr 5Gなどさまざまな登場しました。
ディスプレイ同士をつなげる折りたたみ式は、以前からあるもののヒンジ部分が1画面を邪魔してしまうので視認性が悪いという問題点が残っています。
また、ディスプレイ折り曲げ型の場合は、折り曲げ回数を重ねるとディスプレイに折り曲げたあとが残る問題点があります。
現状、折りたたみディスプレイは技術的な問題や価格的な問題などがあり、一般的に広まるまで、まだまだ時間がかかりそうです。
折りたたみiPhoneについては、2022年をめどに市場に流通させると見られています。
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また、GoogleもPixelシリーズで「Pixel Fold」と呼ばれる折りたたみスマートフォンを開発しているとされており、今後は折りたたみが業界のデファクトスタンダードになっていきそうです。