こんにちは。ちゅんりーです。
今回は、楽天モバイルをメイン回線として1年間使ってみた感想をお伝えします。
2021年4月7日に1年間無料キャンペーンが終了する前ので乗り換えを考えている方はぜひ御覧ください。
Contents
メイン回線として楽天モバイルを1年間使ってみた
2020年5月にドコモから楽天モバイルにMNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行い、メイン回線として1年間使用してきました。
私自身この1年間で環境ががらりと代わり、首都圏から現在は地方都市に移住して生活しています。後述にもありますが、首都圏と地方では対応エリアの広さが違うためそこについても言及します。
この記事を見てくださっている読者の中には、「楽天モバイルも気になるけど、一歩踏み出せない」や「ahamoとどう違うの?」と言った不安や疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。そんな不安や疑問を1つでも解消できるといいなと思っています。
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楽天モバイルのコスパは最強
楽天モバイルの料金プランは0~1GBは0円、1~3GBは1078円と ”使った分だけ払う” 仕組みになっています。
楽天モバイル回線エリア内であれば、月額3,000円程度で無制限のインターネット環境を手に入れられることができます。(1日あたりの上限あり)
ahamoやpovo、LINEMOといったキャリアの格安プランは20GBの制限があるので、無制限の楽天モバイルはとても魅力的です。
PCでの作業も軽作業(ネットサーフィンやブログ執筆)くらいであれば、楽天モバイルをテザリングで使用することで固定回線費用を抑えることができます。
また、2021年4月7日23:59までに楽天モバイルに申し込むと、1年間無料キャンペーンが適用されます。
データ通信量 | 月額料金(税込み) |
0GB 〜 1GB | 0円 |
1GB 〜 3GB | 1078円 |
3GB 〜 20GB | 2178円 |
20GB ~ | 3278円 |
※楽天モバイルエリア外(auローミング)では、月の上限が5GBになるので注意が必要です。
対応エリアは、今後に期待
まだまだ過渡期
上記の料金プランは楽天モバイル対応エリアで適用されるため、自分の住んでいる地域が対応エリアか調べる必要があります。
人が住む地域で楽天モバイルが普及している割合(人口カバー率)は2021年1月時点で73.5%です。ちなみに、ahamo(docomo)の人口カバー率は99%です。
下記の地図は、楽天モバイルの対応エリアが示されている地図です。濃いピンク色が楽天モバイル対応エリアですが、首都圏や地方都市の一部のみが対応されています。首都圏、地方都市以外の地域は普及までまだまだ時間がかかりそうな印象です。
楽天モバイルは、2021年夏頃までに人口カバー率を96%にまで上げると宣言しており、工事を着実に進めているとのことです。
対応エリア内だけど、つながらない場所も。
楽天モバイルを使用していて気になったのは、地下鉄や地下道などの対応エリアでも地上以外の場所では、度々繋がらないところがある点です。
私も地下鉄を利用していると特定の地点を通過する際に圏外になる事象が発生しています。
また、エリア内であるものの建物の影響などで繋がらないという報告がSNS上に出ているため、対応エリアでも一概に繋がると言えないのは残念なポイントだと感じました。
首都圏と地方では、対応エリアに大きな差を実感
私は、今年始めに東京から北海道に移住し、楽天モバイルエリアの差を実感しています。東京に住んでいたときは、移動できる範囲はすべて楽天モバイル圏内でしたが、札幌ではそういきませんでした。札幌市は比較的、対応エリアになっていますが、隣町などへ移動すると対応エリアから出てしまいます。
楽天モバイル対応エリア外に住む方はむしろ、ahamoやpovoなどの廉価プランのほうがコスパは高い可能性があります。
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通話は、品質の差が激しい
楽天モバイルでは、Rakuten Linkという通話アプリを使用することで基本的な通話は無料になります。
筆者が使用して感じたことは、時間帯や環境によって通話品質が大きく変わることです。相手方の声が聞き取りづらい状態になることもたまにある一方、クリアに聞こえることもあるので音声品質については差があるといった印象でした。
日常生活で電話する頻度が少ない筆者にとっては大きな懸念点とはなりませんが、人によっては乗り換えの懸念点となりそうです。
災害発生時の対応は?
安さが売りの楽天モバイルで心配になってくる点は、アフターサポートについてだと思います。特に災害発生時に対応などは気になる点だと思います。
緊急地震速報や災害伝言板は対応
楽天モバイルでは、緊急地震速報の通知や災害伝言板の利用の案内をしています。緊急地震速報に関しては、楽天モバイルのWebサイト上から対応機種を確認することができます。
また、安否確認はNTT東日本/西日本が提供する災害用伝言板(Web171)を利用するよう案内をしています。
請求金額の減額なども実施
大手キャリアでは、月額料金の減額などを行っていますが、楽天モバイルも同じように請求金額の減額や支払い手続き延長、身分確認証紛失による本人確認の緩和などを行っています。
移動基地局車はあるが、台数が少ない?
災害発生時、基地局の破損などによりデータ通信や通話ができなくなった場合、キャリアが移動基地局車を被災地に配備します。
楽天モバイルも移動基地局車を持っているとされていますが、その台数などは公表されていません。
昨年4月に楽天モバイルがサービスを提供開始した時点で、移動基地局車の配備や災害伝言板の開設を目指すと述べているため、移動基地局車がないもしくは台数が少ないと思われるため、災害によりネットが通じなくなった場合は、対応まで少し時間がかかるのではないかと考えています。
実店舗の少なさは懸念点
楽天モバイルは、他キャリアと比較すると実店舗の少なさが如実です。災害発生時に、携帯電話等の故障などで相談する際に実店舗が少ないとなると不都合が出てくる場合もあります。
まだまだ過度期ということもあり、実店舗の増加はこれからの期待といったところでしょうか。
楽天モバイルを選ぶべき人
楽天モバイル対応エリア内または対応予定エリアの人
楽天モバイルの対応エリア内に住んでいる方やこれから数ヶ月以内に対応される予定の方は、契約するのはありだと思います。
未対応の地域はデータ通信は、au回線の5GBになるため、注意が必要です。
そのほかの方はahamoやpovo、LINEMOのほうがコスパが高いと思います。
結論:サービスはおおよそ満足。これからの発展に期待
一年間楽天モバイルを使用してきて、大きな問題は特に起こりませんでした。
大手キャリアに比べると対応エリアや通話品質はまだ不足している点もありますが、それらを含めても十分満足いくサービスではないかなと個人的には思います。