今回は筆者も普段のブログ執筆で使用しているツールの一つでもあるキーボード「NiZ ATOM 66」についてレビューをします。
普段はスマートフォンのニュースを中心に配信していますが、このようなスマートフォンにのみならず、ガジェットに関する情報もお伝えしていけたらいいなと思っています。
レビューする際は忖度なしで良いものは良い。良くないものはだめと真実をそのままお伝えできたらいいなと思います。
Contents
魅力がたくさんなのに1万円台で買えちゃうキーボード
人がキーボードに求めるものはさまざまあると思います。
例えば、無線や有線、打ち心地、「軸」にこだわる人もいます。
今回レビューする「NiZ ATOM 66」は、そんなたくさんの魅力が詰まっているのに他のキーボードと比べて格安というのがポイントかなと思っています。
Amazonのセールを確認していると5000円ほど安くなっているときがあります。
通常価格21,500円(2020年8月末現在)ほどでセールで16,000円くらいになります。
付属品
付属品は以下の通りです。
- PC接続/充電用USBケーブル(メス:TYPE-A, オス:TYPE-C)
- 10g増圧バネ✕10個
- キープラー
- MAC専用キーキャップ
- 無線レシーバー
- キーボードの説明書
- 無線レシーバの説明書
特徴
静電容量無接点方式
「NiZ ATOM 66」の大きな魅了は「静電容量無接点方式」を採用しているところだと思っています。
「静電容量無接点方式」はHHKBやRealForceなどの比較的お高めのキーボードで採用されている方式になります。チャタリングの発生しなさや底打ちしなくても入力できる点などが人気となっています。
私自身、無接点静電容量のキーボードを使うのは初めてですが、この「スコスコ」として音がいい感じで好きです。
35gの荷重キーボード
無接点静電容量の他に35gのキーがとても気に入っています。
私はキーボードを打つのが強めですが、このキーボードを使ってからは、わりかしソフトタッチになった気がします。
仕事ではMacを使用しており、純正のキーボードを使っています。
Macのキーボードは、薄いため打ち込んだときの衝撃が直に指に衝撃を受ける状態です
ですが、NIZ Atom 66では軽く打ち込んでも反応するので、軽やかに打つことができます。
有線/無線接続(Bluetooth)の両対応
Niz Atom 66は有線と無線接続の両方に対応しています。
有線の場合は、付属しているケーブルを使用することでPCと接続することができます。
また、ケーブルが1.8mと長めになので有線でキーボードを使っていても、PCとキーボード、ディスプレイの配置を自由にカスタマイズできる点は個人的には気に入っています。
Bluetoothに関しては、残念ながらBluetooth4.0ですが、3台まで接続できるデバイスを登録することができます。F8〜F10までのキーに3台登録することができますが、切り替えもFn+F8などですぐに切り替えを行うことができるので、例えばPCで作業しながらスマートフォンで返信したいとなった場合でも一瞬で切り替えることができます。
プログラマブルなキーボード設定(Windowsのみ)
「NIZ Atom 66」は箱の裏についているQRコードからキーボードからキーの配置を変えられるソフトウェアをダウンロードすることができます。
このソフトウェアを使うことでプログラマブルにキー配列を変えることができます。
NIZでは、Macでいう右commandキーの位置にfnキーが配置されています。
私の場合は、この右commandでかな/英の切り替えを行なっているので、今まで使っていたキーボードと同じ配列にできるのは嬉しいポイントです。
ちなみに私は仕事でも家でもMacを使うので実際にはこのソフトウェアの恩恵を受けたことがありません。
私も使っていますが、Macの方は、「Karabiner-Elements」を使うとキーの配置を自由に変更することができます。
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良かった点
打つのが楽しくなる
これは嘘でもなく、本当なのですがキーボードで文字を入力することが楽しくなりました。これは、このブログ運営のモチベーションの1つになっています。
カスタマイズ性が高いので自分好みのキーボードに変更できる
Niz Atom 66自体の機能が豊富でキー入力の反応速度などのキーボードの設定を始め、キーボードのキーの配置を自由に決められることやキーキャップを変えることでデザイン自体も自分好みにできちゃう点は面白く、HHKBなどではできなかったことかなと思っています。
豊富すぎる機能
Niz Atom 66は本当に高機能です。
Windows/Macモードの切り替えや打鍵スピード設定、打鍵の応答遅延設定、Gameモード/Ecoモードの切り替えなどなど、多くの機能がキーボード標準の機能として提供されています。
カスタマイズ性が高すぎて、他のキーボードに移れるか心配になりそうです。
1万円台でこのコスパの高さ
これまで中華製のデバイスをいろいろ購入してきた過去がありましたが、久しぶりに当たりを引いた感じがします。
HHKBやRealForceと同じレベルの機能がついて、この値段です。
無接点静電容量のキーボード試したいけど、HHKBやRealForceは高すぎるな〜と思っている方にオススメのキーボードだと思っています。
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悪い点
豊富すぎる機能
これは良い点にも書いているのですが、悪い点も2点ほどあります。
1つ目は高機能過ぎて覚えられないことです。機能が多すぎるために、ファンクションキーとどの組み合わせで設定を変えるのか覚えるのが大変です。
2つ目は、高機能過ぎて意図せず設定が変わったときの復旧作業が面倒くさいことです
例えば、キーボードの電源をつけたまま、持ち歩いてしまった場合になにかしらの影響でボタンが押され、設定が変わってしまうことがありました。これにより、戻す方法もなく、説明書を見ないと設定方法がわからないためこれまで2・3度リセットして一から設定し直しています。
プロファイルとしてファイルとして管理できるとなお良かったと感じています。
右シフトキーを上矢印の動作に設定していても反応しない(不具合?)
これは不具合っぽいのですが、右シフトキーを上矢印の動きになる設定をしていますが、いまいち反応しない事象が発生します。
原因は未だに不明ですが、ブログの執筆やプログラミングをしているときは、割と使うタイミングが多いのでこの事象は早く解決したいものです。
もし、気になるかたがいれば、右シフトと上矢印が分離したNIZ ATOM 68の購入を検討してもいいかもしれません。
バッテリー交換ができないこと
HHKBのワイヤレスキーボードは、電池式だったりします。そのため、電池さえ交換することができれば、バッテリーのヘタリを意識する必要はありません。しかし、NIZはバッテリー式のため、ずっと使用しているとバッテリー持ちの心配が出てきます。
これについては、これから使い続けて様子見する必要がありますが、スマートフォンなどのように1年などであからさまに電池が持たなくなるということはないのかなと個人的には思っています。
まとめ
- 今回は実際に筆者がブログの執筆で使っているキーボード「NIZ Atom 66」を紹介しました。
- 一番の魅力は、コスパの良さ、これに尽きると思います。
- キーボード購入の検討をしている方は、ぜひ検討の1つにしてみてください。