富士フイルムがスマートフォン開発か?
「世界は、ひとつずつ変えることができる。」のキャッチコピーでおなじみの富士フイルムがスマートフォンの世界でもイノベーションを起こしてくれそうです。
富士フイルムはスタイラスペンで動作する折りたたみスマートフォンの開発をしているとLetsGoDigitalは報じています。
同メディアによると富士フイルムビジネスイノベーションは、米国特許商標庁(USPTO)に「電子機器および非一時的なコンピュータ可読媒体」という題名で特許を出願しました。
その後、2021年9月9日に世界知的所有機関(WIPO)にも掲載されています。
Galaxy Z Foldのような見た目
公開された特許情報によると、2つのディスプレイをつなぎ合わせた屏風開き型のタッチディスプレイを添えています。また、前面にもサブディスプレイを備えています。
先日日本でも発売したサムスンのGalaxy Z Fold3 5Gに似た見た目をしており、S-Penのようなスタイラスペンも付属するようです。
提出された特許を受けてデザイナーのTechnizo Conceptはレンダリング画像を作成、公開をしました。
公開されたレンダリング画像によると、開いた状態と閉じた状態の種類のパターンが用意されています。
ディスプレイの折り目部分がわからないような加工になっており、折りたたんだときはベゼルが強調されているのがわかります。
30度から135度の折りたたみ角度に対応しており、折りたたみ角度に応じてインターフェイスが変化するようになっています。これはサムスンのフレックスモードに似ているとされています。
カメラについては言及がなし
Fujifilmといえば、カメラですが今回の特許では特段、カメラについて書かれていることはありませんでした。
これまで培ってきたカメラ技術を利用することで他社メーカーとの差別化ができそうではありますが、言及がありませんでした。
可能性としては、今回のスマートフォンに関してはカメラレンズは開発せずに他社メーカーと連携し、すでに製品化されているスマートフォン用カメラユニットを利用する可能性があります。
まとめ
今回はFujifilmがスマートフォンを開発しているのではないか?というタイトルでお伝えしました。
さまざまな分野で活躍するFujifilmがついにスマートフォン事業に乗り出すと思うとワクワクします。
また、メイン事業であるカメラをスマートフォンにどう使うか今後の動向が気になります。