楽天モバイルがすべての都道府県で開局
楽天モバイルは、47都道府県すべてで少なくとも1つ以上の基地局を開局しました。
楽天の代表取締役社長兼会長の三木谷氏は今年8月に行われた決算報告会で「2021年夏頃までには96%の人口カバー率を達成する」と宣言をしています。
先日には、9月30日には5Gサービスの発表を行い、4Gサービスと同額で提供することを発表し、大手キャリア3社より大幅に値段を引き下げたプランで大きな反響を呼びました。
開局はしたが、とりあえず開局した感じが否めない
blog of mobileによると最後に開局されたのが岩手県と群馬県です。岩手県では盛岡市と群馬県では伊勢崎市、高崎市、太田市、藤岡市とされています。
筆者の出身が岩手であるということもあり、実際に楽天モバイルのエリアを確認してみました。
盛岡市ではあるものの県庁や駅周辺ではなく、ベッドタウンである「岩手飯岡駅」を中心とした地域でした。
これは思い込みでしたが、最初に展開されるところは盛岡駅など比較的栄えたところだと思っていましたが、違うようです。人が集まるところではなく、なぜベットタウンを選んだのか気になります。
エリア確認用のマップでは画面下部にあるトグルボタンを変更することで、時期ごとのエリア展開状況を確認できますが、どのボタンを押してもほぼ変わりがありません。
2021年夏までに人口カバー率96%を達成すると述べている楽天モバイルですが、口先の話で計画がまだ完成していないということなのでしょうか。
その他の地域も見てみましたが、やはり現状では地方都市のみが対応されており、対応されていても極僅かな箇所でした。
地方へのネットワーク普及という観点でいうとまだまだ先のようです。特に楽天モバイルに関しては、いろいろな不祥事を起こしていたり、モバイル事業がまだ軌道に乗り切れていないという不安要素があるので利用者としても今後を見守っていきたいと思います。
まとめ
- 楽天モバイルは自社が展開する回線が47都道府県ですべてで開局したと発表しました。
- 首都圏、地方都市の順で展開を行っており、2021年夏頃までには人口カバー率96%を目指すと述べています。