韓国の情報系メディアのThe Elecは、韓国のディスプレイメーカーがiPhone13用の有機ELディスプレイの生産を開始したと報じました。
韓国に本社を置くLG DisplayとSamsung Displayは、今秋に発売される予定のiPhone13の有機ELディスプレイの生産を開始したとのことです。
昨年より1ヶ月早く生産を開始
昨年は、コロナウイルスの影響により部品の調達等が間に合わずiPhone12の発売を延期しました。今年は、半導体不足の問題はあるもののAppleはiPhone13の生産に問題ないとしており、昨年より1ヶ月早くディスプレイの開発を始めたとのことです。
LG Displayは5.4インチ用ディスプレイも生産。iPhone13miniの発売確定?
LG Displayは昨年まで6.1インチの生産を担当していましたが、今年は5.4インチのディスプレイも生産するとのことです。
LG Displayとしては5.4インチディスプレイの生産は初めて供給することになります。
また、5.4インチディスプレイが生産されるということは、iPhone13miniの発売を示唆していることになるかと思います。
市場調査会社のOmdiaは、今年のiPhone用OLEDパネルの生産台数はSamsung Displayが1億1000万台、LG Displayは5000万台、BOEは900万台を生産すると予想されています。